今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療
子宮体がん編
高頻度マイクロサテライト不安定性によるぺムブロリズマブ単剤のコンパニオン診断とその適応
田中 良道
1
1大阪医科薬科大学産婦人科
pp.898-902
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211057
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●マイクロサテライト不安定性(MSI)はミスマッチ修復遺伝子(MLH1,MSH2,MSH6,PMS2)の機能欠損により生じ,子宮体がんではおよそ17%に認められると報告されている.
●免疫チェックポイント阻害薬のバイオマーカーとなりうるMSI-high,TMB-high,PD-L1発現の相互関係の理解も重要である.
●免疫チェックポイント阻害薬の使用頻度は今後ますます増加することが予想される.
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