今月の臨床 子宮体がん診療の最前線―最新分類から治療法まで
薬物療法
―【がん免疫療法】―ミスマッチ修復(MMR)遺伝子機能欠損の評価法
百村 麻衣
1
,
小林 陽一
1
1杏林大学医学部産科婦人科学教室
pp.284-291
発行日 2023年3月10日
Published Date 2023/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210895
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●ミスマッチ修復(MMR)遺伝子機能欠損を評価するスクリーニング検査にはマイクロサテライト不安定性(MSI)検査と免疫染色(IHC)がある.
●Lynch症候群は大腸がん,子宮体がん,卵巣がん,尿路がん,胃がんなどの関連腫瘍を好発する.
●MMR遺伝子別に関連腫瘍の発生頻度,発生時期が異なるため,カウンセリングやサーベイランスを行ううえで留意が必要である.
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