増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
第3章 生殖補助医療の調節卵巣刺激
卵巣刺激薬
rFSH製剤・ホリトロピンデルタ(レコベル®)の用い方と有用性
松山 玲子
1
,
藤本 晃久
1
,
西井 修
1
1帝京大学医学部附属溝口病院
pp.145-148
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210657
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▶リコンビナント卵胞刺激ホルモン(rFSH)製剤は調節卵巣刺激法において中心的に用いられる薬剤である.使用にあたっては単一卵胞発育機序と複数卵胞発育の理論を理解する.
▶卵巣予備能評価に基づく個別化刺激により,高反応者では確実に卵巣過剰刺激症候群を予防し,低反応者では予測収量に見合う低刺激法を選択する.
▶ホリトロピンデルタ(レコベル®)はヒト細胞由来の新しいrFSH製剤であり,血清AMH値に基づいて投与量を決定する.
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