今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために
分娩誘発と陣痛促進
オキシトシン・PGF2αの使い方とコツ
石川 浩史
1
1神奈川県立こども医療センター産婦人科
pp.430-434
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210407
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●分娩誘発・陣痛促進ともに,適応と要約(条件)を満たす必要がある.要約(条件)としては,妊娠週数,頸管熟化,インフォームド・コンセントの3点が重要である.
●希釈液は細胞外液か生理食塩水とし,『産婦人科診療ガイドライン―産科編2020』と同じ希釈方法で行う.開始時投与量,維持量,最大投与量もガイドラインの範囲内で使用する.
●適正陣痛となった場合の投与継続の是非が今後議論になるかもしれない.
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