増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
周産期
分娩時の処置・手術
胎盤位置異常(前置胎盤・低置胎盤)における帝王切開術を行うにあたっての患者説明
最上 晴太
1
,
近藤 英治
1
1京都大学医学部婦人科学産科学
pp.99-104
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210304
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必ず説明しておくべきこと
◆大量出血の可能性 : 帝王切開時の出血が通常より多くなる可能性があり,その際,輸血が必要になること.
◆子宮摘出の可能性 : 前置癒着胎盤や大量出血で保存的治療(バルーンタンポナーデ,子宮動脈塞栓術など)が無効のときは,子宮摘出の必要があること.
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