合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ
一般不妊治療
不妊症に対する一般的な検査・治療
潜在性高プロラクチン血症
吉野 修
1
,
古江 明子
1
,
平岡 毅大
1
1北里大学産科婦人科教室
pp.43-48
発行日 2021年1月10日
Published Date 2021/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210223
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●プロラクチン値は日常生活でも変動をきたすことから,潜在性高プロラクチン血症が不妊の原因となるかの判断は難しい.
●プロラクチン値の上昇は慎重に解釈すべきであり,ドパミンアゴニストなどの介入を行う場合,黄体機能不全や乳汁分泌など臨床症状の有無の確認が必要と思われる.
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