今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで
胎盤
胎児共存奇胎の画像診断と予後
尾本 暁子
1
,
碓井 宏和
1
,
生水 真紀夫
1
1千葉大学医学部附属病院周産期母性科婦人科
pp.994-1000
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210157
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●胎児共存奇胎では,間葉性異形成胎盤との鑑別が必要である.
●妊娠継続による生児獲得率は40%である.
●妊娠継続には,出血・妊娠高血圧症候群・早産などの母体リスクが伴う.
●続発症の発症率は高く(40%),早期に妊娠を中断しても低下しない.
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