増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅱ.妊娠関連疾患
感染性心内膜炎(予防)
兵藤 博信
1
1東京都立墨東病院産婦人科
pp.272-275
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210026
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処方のポイント
◆感染性心内膜炎は妊娠期には稀であるが,発症すると重篤であり,抗菌薬の予防投与は,母体リスクにより考慮される.
◆産科処置だけでなく,歯科治療などが感染の機会となる.
◆人工弁や左右短絡路,チアノーゼなどのある心疾患を合併していると,リスクが高い.
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