合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
胎児疾患編
胎児脳疾患
市塚 清健
1
1昭和大学横浜市北部病院産婦人科
pp.112-119
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209901
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●胎児脳は妊娠初期から後期にかけてダイナミックに形態変化を遂げるため,週数に応じた正常超音波像を知っておく必要がある.
●二次検査に相当する胎児中枢神経超音波検査(fetal neurosonography)では2Dエコーのみでなく3D超音波でvolume dataを取得し,直交3断面や多断層断面などさまざまな描出法で評価を行う.
●胎児中枢神経超音波検査で異常所見が認められた場合は,胎児中枢神経MRIの撮像も検討する.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.