今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか
体外受精における卵巣刺激
long法・short法
銘苅 桂子
1
1琉球大学医学部付属病院周産母子センター
pp.670-673
発行日 2019年7月10日
Published Date 2019/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209768
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●一度の採卵で複数個の卵子を得るための調節卵巣刺激方法には,long法とshort法がある.
●long法は発育卵胞径が均一になるという利点があり,卵巣機能が比較的保たれている症例や,採卵日の調整が必要な症例が適応となる.
●short法はflare up効果が期待できるため,long法を適応とする症例よりもやや卵巣機能低下が予想される症例が適応となる.
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