今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか
無排卵・機能性不妊に対する卵巣刺激
低用量漸増法
岩佐 武
1
,
松崎 利也
1
,
苛原 稔
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部産科婦人科学分野
pp.644-649
発行日 2019年7月10日
Published Date 2019/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209764
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●排卵障害に対してゴナドトロピン療法を行う際は,低用量漸増療法を第一選択とする.
●第1度無月経,希発月経,無排卵周期症の症例に対してはFSH製剤,第2度無月経の症例に対してはhMG製剤を使用する.
●低用量漸増療法のプロトコールを工夫することで,さらなる副作用の軽減が期待されている.
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