今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺
膜性に応じた対応
膜性による先天異常の発症率の違い
住江 正大
1
1福岡市立こども病院産科
pp.580-584
発行日 2019年6月10日
Published Date 2019/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209749
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●二卵性双胎における先天異常の発生頻度は単胎とほぼ同等とされているが,一卵性双胎では単胎の2〜3倍多く発生すると考えられている.
●二絨毛膜性双胎と比較すると一絨毛膜性双胎では先天異常の頻度が約2倍に増加する.
●同一の受精卵から発生する一卵性双胎であっても,同一の先天異常を有する確率は高くない.
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