今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか
悪性疾患
妊婦の乳がんの管理
佐々木 浩
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.487-493
発行日 2019年5月10日
Published Date 2019/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209729
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●妊娠関連乳がんは近年の晩婚化,高齢出産の増加により,増加傾向である.
●妊娠関連乳がんは非妊娠乳がんに比較して,腫瘍が大きい,リンパ節転移が多い,ホルモン受容体陰性が多いとされている.
●妊娠期乳がんの治療は,妊娠中期以降に手術・抗がん剤治療を行い,内分泌療法や抗HER2療法は出産後に行うことが勧められる.
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