増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅱ.婦人科編
オンコロジック・エマージェンシーへの対応法
間質性肺炎
少路 誠一
1
1大阪市立総合医療センター呼吸器内科
pp.152-156
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209670
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当直医へのコール
◉婦人科オンコロジック・エマージェンシーで,最終的に間質性肺炎と診断される症例が病棟や救急外来から当直医にコールされるのは,乾性咳嗽や呼吸困難が次第に増強するという状況が多い.
◉感染による肺炎とは違い,発熱や喀痰はあまりみられない点が鑑別に有用である.
◉症状出現からの経過(数日〜1週間程度で次第に増強しているのかそれ以前からあるのか)と呼吸状態(呼吸数,SpO2)により対応を判断する.
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