今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法
疾患各論
喘息と妊娠,分娩
山本 祐華
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科
pp.758-762
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209461
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●喘息の治療薬の多くは妊娠中も使用できるため,吸入ステロイドを中心とした基本的治療を継続していき,喘息発作を回避していく.
●薬の自己中断によって発作が誘発され,胎児が低酸素になることが問題となる.
●周産期管理において気管支平滑筋を攣縮させる作用をもつ薬剤を使用する機会があるので,薬剤投与前に必ず確認する.
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