今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法
アレルギーの病態とアナフィラキシー
アレルギーとアナフィラキシー─概説とトピックス
永田 真
1,2
1埼玉医科大学呼吸器内科学
2埼玉医科大学アレルギーセンター
pp.734-740
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209457
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●アレルギー疾患では,包括的・全身的な視点と,さらに生涯というスパンでの管理を考慮する必要性がある.
●獲得性免疫主体の疾患群と認識されてきたが,近年は自然免疫系の関与も明確化されてきている.
●各種の食物アレルギーあるいはラテックスアレルギーなどで,経皮的感作の重要性が注目を集めている.
●自然経過の修飾作用をもつアレルゲン免疫療法が,わが国でもようやく普及しつつある.
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