合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール
HPV感染症
HPVワクチンの有効性・安全性の評価と積極的勧奨一時中止継続の弊害
上田 豊
1
,
八木 麻未
1
,
木村 正
1
1大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学
pp.158-164
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209244
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●HPVワクチンは厚労省の積極的勧奨一時中止継続にて接種停止状態である.
●2000年度以降生まれの女子のHPV感染リスクや子宮頸がん罹患リスクがワクチン導入前と同程度に戻ることが予測される.
●本邦における安全性と有効性の大規模調査が行われている.
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