連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
腹水細胞診疑陽性で診断的腹腔鏡下手術を行った結果,卵巣境界悪性腫瘍の自然破綻と判明した症例
佐治 晴哉
1
,
権藤 俊一
2
1藤沢市民病院産婦人科
2藤沢市民病院病理診断科
pp.376-381
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208986
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症例
▶患者
42歳,0経妊0経産.
▶主訴
下腹部膨満感,腹痛.
▶既往歴・家族歴
特記すべきことなし.
▶現病歴
腹部膨満感と軽度腹痛を主訴に当院救急科を受診し,骨盤CT検査にて骨盤内腫瘤と腹水貯留を指摘されたため,同日当科へ紹介受診となった.
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