今月の臨床 卵胞発育を理解する─知っておくべき基礎知識
卵胞発育異常の病態と治療
内分泌疾患と排卵障害
百枝 幹雄
1
1聖路加国際病院女性総合診療部
pp.1124-1128
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208911
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●排卵は視床下部─下垂体─卵巣系で調節されているが,それ以外の内分泌異常の影響を受けることがある.
●排卵障害に関与する頻度が高い内分泌疾患は,高プロラクチン血症と甲状腺機能低下症である.
●頻度は低いが,排卵障害の背景に副腎機能異常がある可能性も念頭に置くことは重要である.
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