連載 Obstetric News
骨盤位外回転術②─米国産婦人科学会医療技術情報より
武久 徹
1
1武久レディースクリニック
pp.855-857
発行日 2016年9月10日
Published Date 2016/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208860
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適応(候補者)
妊娠36週0日で胎位を検査し記録を開始,妊娠37週0日で骨盤位の場合,骨盤位外回転術(ECV)の候補者となる.その理由は以下である.
1)頭位への自然回転は妊娠37週0日までに起こる可能性がある
単胎妊娠310例について,妊娠32週に超音波で胎位を確認し,その後毎週確認した結果,頭位への自然回転は177例(57%),骨盤位を持続したのは133例(43%)であった.(BJOG 92 : 19, 1985).
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