増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
3.一般不妊治療:薬物療法
ドパミンアゴニスト療法の適応・種類・実施法
林 正美
1
1大阪医科大学産婦人科学教室
pp.138-140
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208687
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Point
◉高PRL血症では,特定の原因による場合を除き,ドパミンアゴニスト製剤の内服療法が第一選択となる.
◉高PRL血症を呈する排卵障害に対するドパミンアゴニスト製剤の投与量は,PRL値を継時的に測定しながら漸増する.妊娠が判明した場合は,原則として服用を中止する.
◉ドパミンアゴニスト療法は,体外受精治療におけるOHSS発症高リスク患者に対して,OHSSの予防に有用な可能性がある.
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