今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く
副作用対策
3.脱毛
飯野 京子
1
1国立看護大学校成人看護学
pp.1131-1135
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208563
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●脱毛は患者にとって辛い症状であるが,医療者には遠慮して訴えにくい症状である.患者の不安やニーズを予測して医療者が積極的にかかわる必要がある.
●脱毛は治療前,脱毛時,再育毛時のいずれの時期にも情報提供,精神的ケアが必要である.
●脱毛による外見の変化に対応して患者が補整用具(かつら,ナイトキャップ,帽子など)を準備するための具体的方策を患者に情報提供する必要がある.
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