症例
腟壁の乳頭腫ならびに子宮腟部に発生したverrucous carcinomaと考えられた症例
田中 耕平
1
,
児玉 省二
1
,
半藤 保
1
,
本間 滋
2
,
岡田 久
2
,
小幡 憲郎
2
,
後藤 明
2
,
永井 絵津子
2
,
竹内 正七
2
Kouhei Tanaka
1
,
Shigeru Honma
2
1香川医科大学母子科産科婦人科学
2新潟大学医学部産科婦人科学教室
pp.965-968
発行日 1985年12月10日
Published Date 1985/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207302
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子宮頸部の乳頭状病変で,verrucous carcinomaおよびcondyloma acuminatumとの鑑別が肉眼的,病理組織学的に困難であったため,厳重な観察下で凍結療法を施行し,再発を確認したことによりverrucous carcinomaの診断に至った症例につき報告し,さらに腟壁のpapillomaの症例の細胞診,組織診とを比較し報告した。
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