指標
ハイリスク新生児の長期フォローアップ
藤井 とし
1,2
Toshi Fujii
1,2
1東京都立築地産院小児科
2東邦大学医学部小児科
pp.253-261
発行日 1980年4月10日
Published Date 1980/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206223
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近年の周産期医療の進歩はめざましく,周産期死亡率・新生児死亡率の改善がみられ,超未熟児の救命率は上昇し,過去の医療では生存しえなかったような新生児が救命されるようになった。
長期予後からみたハイリスク新生児のなかで,注意したい疾患は,新生児仮死と無酸素性脳傷害,高ビリルビン血症,新生児髄膜炎などである。超未熟児は適切な保育のもとに生存すれば予後は良好な児が多い。
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