臨床メモ
風疹ワクチン接種と胎児感染
竹内 久彌
1
1順天堂大学医学部産婦人科
pp.21
発行日 1977年1月10日
Published Date 1977/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205544
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わが国でもいよいよ風疹ワクチンが実用化され,予防接種が実施されようとしている。すでに良く知られているようにこのワクチンは接種のタイミングが妊娠と重ならぬように十分な注意が必要であるが,実施段階での多少の混乱は避け得ないものと思われる。
事実,米国では1969年からの接種経験の中で,このような実例があらわれており,政府の健康教育福祉局のグループが報告を行なっているので紹介してみたい。
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