特集 産婦人科の治療その限界と展望
日常臨床上よくぶつかる頑症疾患の治療の限界
婦人科
第2度無月経
五十嵐 正雄
1
Masao Igarashi
1
1群馬大学医学部産科婦人科
pp.1090-1093
発行日 1972年12月10日
Published Date 1972/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204724
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第II度無月経の定義
第II度無月経とは卵巣からのestrogen分泌を欠如した状態で起きる無月経をいう。これに対し第Ⅰ度無月経というのは,卵巣からのestrogen分泌を多かれ少なかれ伴つている無月経をいう。従つて第Ⅰ度は軽症,第Ⅱ度は重症の無月経といえる。
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