オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
II 月経異常/不妊・不育/避妊
第2度無月経
桑原 慶充
1
,
竹下 俊行
1
1日本医科大学産婦人科学教室
pp.39-43
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103012
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◆プロゲステロン単独投与で消退出血を認めず,エストロゲンを併用して初めて消退出血が得られるものを第2度無月経と判定する.
◆持続的な低エストロゲン状態にあり,長期化した場合に将来的な骨粗鬆症や心血管系異常のリスクが上昇することから,積極的に治療を行う.
◆挙児希望のない場合は,排卵誘発を積極的に行う必要はなく,Kaufmann療法を施行し,挙児を希望する場合はゴナドトロピン療法を施行する.
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