臨床メモ
通水療法の効用
橋口 精範
1
1東京医科歯科大学産婦人科
pp.826
発行日 1971年8月10日
Published Date 1971/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204473
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不妊症の原因としての卵管通過障害のしめる位置は見のがすことができない。
一般をによ,hysterosalpingography,子宮卵管造影法や,insufflation,描写式通気法その他を用いることにより,つまり一方はモリオドール,エンドグラフィン,リピオドールなどの造影剤を用いてX線で透視や撮影を行なうことにより,もう一方はCO2ガスを用い,ガス圧をキモグラフに描写することであるが,これらにより卵管通過障害がわかるものである。卵管通水法もとられることがある。
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