グラフ
子宮頸部内リンパ管の観察
井槌 進
1
1九州大学医学部産婦人科
pp.865-866
発行日 1966年11月10日
Published Date 1966/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203581
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子宮頸部リンパ系の研究については従来,V.Franqué,屋代ら2〜3の発表をみるのみで,リンパ系の詳細を観察したものはないようである。我々は,子宮頸部の初期浸潤癌においてもすでに骨盤内リンパ節転移がみられることがあるという観点から,子宮頸部リンパ管の形態,構築,管壁の構造およびリンパ流動の方向などについて検討をすすめているが,このグラフの頁には子宮頸部に墨汁や硝酸銀液を注入して作製した透明標本にみられるリンパ管について供覧する。
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