Japanese
English
薬剤 帯下
帯下に対するフランセF錠の効果
Effects of France-f tablet on leukorrhea
蠣崎 要
1
,
坂本 英彦
2
,
石井 守也
1
Kaname Kakizaki
1
,
Hidehiko Sakamoto
2
1国立浜松病院
2九州大学医学部産婦人科学教室
pp.972-974
発行日 1964年12月10日
Published Date 1964/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203186
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はじめに
子宮膣部糜爛(以下びらんと略す)患者の中には,無症状のものもあるが,帯下増加を来たすものが多い。また原虫や細菌等による種々の膣炎では,たとえびらんがなくとも,著しい帯下で苦しみ,局所の痒痛の原因ともなり,良く再発し,完全な治癒にてまどる事が少くない。
従来から,このような帯下を中心とした治療薬剤は多く,それぞれ特長ある作用機転において効果を見ている。
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