Japanese
English
臨床 黄体嚢腫
晩発黄体嚢腫合併胞状奇胎における黄体嚢腫剔除後次回分娩に至る観察
Follow-up of a case of hydatidiform mole complicating a lutein cyst from the time of its removal on the next delivery
三谷 茂
1
,
中嶋 唯夫
1
,
檀上 忠行
1
Shigeru Mitani
1
1日本赤十字社本部産院
pp.941-945
発行日 1963年12月10日
Published Date 1963/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202938
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緒言
従来胞状奇胎およびその予後ならびに胞状奇胎妊娠時に見られる黄体嚢腫については,数々の報告がみられる1〜22)。
われわれは,このたび,胞状奇胎に遅れて合併した黄体嚢腫について,主訴強きため両側共これが剔除術を行ない,その後基礎体温の測定を行なわしめ,その後妊娠の成立を見た1症例について興味ある観察を行なつたので以下報告するしだいである。
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