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グラフ
妊娠中毒症胎盤の電顕像
Electromicroscopic findings of toxemic placenta
東北大学医学部産婦人科学教室
pp.579-580
発行日 1961年7月10日
Published Date 1961/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202454
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説明
中毒症胎盤の組織学的変化は程度の差こそあれ,正常胎盤にもあるとされて居る。しかし電顕で見るとシンチチウム細胞に図のような,殆んど特異と言つてよいほどの変化がある。
之は母体側血管の攣縮に基因するものであることが実験的に証明される。又ここに見る空胞(小胞体)は中毒症状惹起に関係する蛋白体の産成・放出に関与するものと推定される。
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