Japanese
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薬剤の臨床
妊娠悪阻に対する持続性抗ヒスタミン剤—Longifene—の臨床効果
Clinical effectiveness of continuous anti-histamic agent "Longifene" on hyperemesis gravidarum
長峰 敏治
1
,
水野 慶一郎
1
,
石井 貞夫
1
Toshiharu Nagamine
1
1順天堂大学医学部産婦人科学教室
pp.905-907
発行日 1960年10月10日
Published Date 1960/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202293
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Ⅰ.緒言
妊娠悪阻に対する治療剤の種類は多く,最近は肝解毒機能亢進剤,自律神経遮断剤なども使用されている。抗ヒスタミン剤の本症に対する使用も従来報告されているが,今回長期間持続性の抗ヒスタミン剤Longifeneを使用する機会を得,認むべき効果があつたのでその結果を報告する。
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