Japanese
English
診断と検査法
電気閃光法による自律神経機能検査について
Examination of autonomous nervous function using electric flash spectrum method
神尾 憲治
1
,
長谷川 直義
1
,
岡崎 恒雄
1
,
樋口 安彦
1
Kenji Kamio
1
1東北大学医学部産婦人科学教室
pp.881-883
発行日 1959年10月10日
Published Date 1959/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202044
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Ⅰ.はしがき
自律神経症状を示す患者に,われわれは各種の自律神経機能検査を行つているが,従来の薬物試験を始めその他種々の当検査法は,患者に苦痛を与え,又時間的にも比較的困難な場合がある事に直面し,検査方法を簡易化する必要を感じていた。
先に教室の岡崎らは,Bickenbach氏起立試験の成績は電気閃光値と平行的増減を示すことを報告したが,更にわれわれは此の度Adrenalin及びAcetylcholinによる薬物試験と電気閃光値との関係を調べた結果,両者の間に関係を認めたので茲に報告する。
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