Japanese
English
症例研究
頑固な嘔吐を伴える早産未熟児噴門狭窄症のChlorpromazinによる1治験例
A case of caridiac stenosis of stomach with unsubdued vomiting in a immature infant successfully treated with chlorpromazin
橋口 精範
1
,
山村 恵次
1
Akinori Hashiguchi
1
1東京医科歯科大学医学部産科婦人科学教室
pp.561-564
発行日 1958年7月10日
Published Date 1958/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201786
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1.緒言
早産未熟児の哺育については,近年,保温,酸素の供給,感染予防,栄養その他に一層の注意がはらわれるようになり,ある程度までは容易とされるようになつてきた。
本邦書おいても,織田等1)(895g),河方等2)(900g),衛藤3)(915g),松本4)(930g,1050g),前田5)(955g),小林6)(1000g),近藤等7)(1000g),山口等8)(1000g,1100g),井戸9)(1040g),天野10)(1050g),塩見等11)(1069g),謝12)(1080,1110g),柴田13)(1090g),鈴木等14)(1110g),木下15)(1140g)石井16)(1145g),小林17)(1150g),村江18)(1150g)斉藤等19)(1160g),山田20)(1190g),竹内等21)(1220g)など数多くの早産未熟児の哺育例が報告されている。
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