Japanese
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症例報告
1210g早産未熟児の10ヵ月間にわたる長期観察哺育例について
Nursinng record of a premature child (1210g) during 10 months
橋口 精範
1
Akinori Hashiguchi
1
1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室
pp.515-523
発行日 1959年6月10日
Published Date 1959/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201979
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I.はしがき
早産未熟児の哺育にあたっては,近年熱心な監視の下に,保温,適切な栄養と看護並びに感染防止等の点などが考慮されるようになり,今まで困難であるとされておつた未熟児でもある程度までは哺育可能となつてきたことは喜ばしい限りである。
私は9ヵ月の一卵性双生児の一児であるところの生下時体重1210gの女児を,生後291日(体重6400g)までの長期間にわたり哺育観察を行つたのでここに報告する。
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