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治療室
幽門狹窄症を思わせる新生児の頑固なる嘔吐に対するChlorpromazineの一治験例について
A case of stubborn vomitying in newborn infant simulating pyloric stenosis cured by Chlorpromazine
矢花 勲
1
,
篠原 拓男
1
,
大瀧 隼人
1
Isao Yabana
1
1財団法人東京タイムズ診療所産婦人科
pp.360-361
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201558
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1.緒言
フランスに於いて発見されたChlorpromazine(Ch.p)は1951年H.Laboritによつて人工冬眠療法薬として使用されて以来,麻酔,外科領域を初め広く各科に応用され,我国に於いても2〜3年来すべての科に使用され且つ其の効果が賞用されているが,著者等も幽門狹窄症と思われる新生児に応用し極めて満足すべき結果をみたのでここに報告する。
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