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薬剤の臨床
子宮癌末期の疼痛に対する男性ホルモンの効果
Effect of androgens on the pains of uterine cancer in the last stage
高橋 正次
1
,
飯田 肇
1
Masatsugu Takahashi
1
1岩手医科大学産婦人科学教室
pp.341-343
発行日 1958年5月10日
Published Date 1958/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201750
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はしがき
末期子宮癌患者の劇烈頑固な疼痛に対する処置は,帯下,出血,悪液質などとともに,臨床婦人科医にとつて最も厄介なものの1つである。
この劇烈な疼痛に対して,従来薬物療法,手術療法,腰椎内アルコール注射などがおこなわれていたが,それぞれ一長一短があり,個々の症例についての適切な方法の選択にはとかく迷わざるをえない現状である。
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