特集 思い出・追悼論文
追悼論文
間投子癇の2例について
山口 茂安
1
,
上野 茂男
1
1長崎大学医学部産科婦人科学教室
pp.500-502
発行日 1954年8月10日
Published Date 1954/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201087
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妊娠子癇は多くの場合陣痛が続発して分娩に移行するものであるが,時には子癇発作が止み諸症状が軽快して,そのまま妊娠を継続することがある。此の様な妊娠子癇を間投子癇という。本症は比較的稀なものであるが,我々は昭和22年から28年までの7年間にその2例を経験したので報告する。
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