特集 思い出・追悼論文
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    追悼論文
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    子宮頸癌に於ける骨盤内リンパ節の態度補遺—特に組織像について
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                高木 聰一郞
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                宮村 通敏
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                椎木 賢三
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1長崎大学医学部産婦人科学教室
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.495-500
                
                
                
                  発行日 1954年8月10日
                  Published Date 1954/8/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201086
                
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1.緒言
荻野1)は頸癌に対する岡林術式の優秀性を論じて本術式がすぐれた永久治癒率を挙げ得るのは,子宮諸靱帯の剔除と,リンパ組織廓清が従来の術式より充分に行い得るからてあるとしている。何故に此のリンパ節の廓清が頸癌の予後を論ずるに重要であるかと言えば,言う迄もなく癌の転移の存在である。
癌転移の頻度に就いては第1表の如く多く2)3)4)5)6)7)8)の発表がある。

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