グラフ
新陣痛外計測器
篠原 弘藏
1
1關東遞信病院産婦人科
pp.443-444
発行日 1953年8月10日
Published Date 1953/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200875
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現在大多數の産科醫が行つている腹部觸診法は主觀が多分に關係し,且正確を期し得ない憾みがある。これに對し從來下記の如く内外計測器が考案試用されているが,尚不備の點が多く未だ一般實用の域に達していない。
Schaeffer (1896)が,腹壁に觸板を當てその動きを空氣傳達により描記して以來,Rübsamen (1913),Crodel (1927),Frey (1933),Wahl (1934),Lbrand (1933)Kolbow (1935),Murphy (1940),Ebergényi(1940)等が各々獨自の構想の下に相次いで新しい測定法を報告している。本邦でも鈴木(1942)は血壓計の原理に基き,富澤(1948)はCrodelの觸桿法を基本として夫々新裝置を作製した。
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