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産婦人科領域におけるメディカル・エレクトロニクスの応用--第1回臨床大会シンポジウム
陣痛
Pains
鈴村 正勝
1
Masakatsu Suzumura
1
1日本医科大学
pp.795-801
発行日 1965年10月10日
Published Date 1965/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203346
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はじめに
最近におけるMedical electronicsの進歩は,きわめて顕著であり,産婦人科領域においても,各方面にわたりその研究に,あるいは実際の診療に用いられ,大きな成果をあげつつある。分娩にその動力としてもつとも大切な因子である陣痛も,機械的計測よりも熟練者の触診による所見の方が信頼がおけるとされていた時代1)を過ぎて,現在では2),各種の陣痛計が考案され,実用に供されている。私は陣痛を中心とする研究を行なつているが,現在までえられた成果の中から,内測法と外測法とを併用してえられた曲線が実際に何を意味するかを検討し,また私たちの行なつている穿刺法を用いて多少の成果を得たので,すでに教回にわたり発表し現在も完成に努力している子宮収縮活動のPlanimeter計測装置とともに述べたいと思う。
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