綜説
Mainini妊娠反應の本態
古賀 康八郞
1
,
吉田 雄三
1
1弘前醫科大學産婦人科學教室
pp.49-51
発行日 1952年2月10日
Published Date 1952/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200580
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緒言
1847年Carloz Galli Mainini が雄蟇(Bufo a—renarum Hensel)に妊婦尿を注射して数時間後こその尿中に多数の精子を排泄することを妊娠反應に應用して以來各地に棲む種々の兩棲類無尾目動物によつて追試され,迅速,確實,簡易であり,性腺刺戟ホルモンの定量も出來るので我國でも廣く應用される様になつた。
本反應の本態についてMaininiは妊婦尿中に存する性腺刺戟ホルモンが蟇睾丸に作用して精子の増殖を來すことにょると簡單に説明している外詳細な報告を見ない。
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