連載 Obstetric News
緊急避妊ピル—標準体重以上では有効性が減少またはゼロ?(カナダ産婦人科学会)
武久 徹
1
1武久レディースクリニック
pp.1016-1017
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200004
- 有料閲覧
- 文献概要
現在使用できる緊急避妊法を大別すると,Yuzpe法,レボノルゲストレル内服,酢酸ウリプリスタル,銅放出型子宮内避妊器具(IUD)の4方法である.米国では,レボノルゲストレル1.5 mgを内服する方法(製品例 : Plan B)が多用される.
本稿では,2014年3月にカナダ保健省より出されたレボノルゲストレル使用による緊急避妊の有効性と体重に関する勧告,およびそれに対するカナダ産婦人科学会の会告を示す.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.