今月の臨床 診療ガイドライン産科編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
HELLP症候群・臨床的急性妊娠脂肪肝の早期発見法
山田 崇弘
1
,
水上 尚典
1
1北海道大学産科
pp.779-783
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103846
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●HELLP症候群や急性妊娠脂肪肝は注意深い観察と血液検査により早期発見可能である.
●妊娠高血圧症候群妊婦,多胎妊婦,妊娠蛋白尿妊婦などには,定期的に血小板,アンチトロンビン活性の測定が推奨される.
●妊娠性血小板減少症(<13万/μL)や妊娠性AT欠乏症(活性<65%)が観察されたら,HELLP症候群や急性妊娠脂肪肝発症に注意する.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.