今月の臨床 産婦人科超音波診断―新しい技法とその臨床応用
超音波3次元情報の応用
1.3次元画像構築の原理
馬場 一憲
1
1埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター母体・胎児部門
pp.540-545
発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103411
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●3次元超音波診断装置は,3次元走査を停止した状態では通常の超音波(断層)診断装置として使用できる.
●3次元超音波では,たくさんの断層像から作られた3次元データセットを使って画像が作られ表示される.
●3次元超音波では,さまざまな3次元像や任意の断面を表示できるが,診断に最適な画像の選択が重要である.
●3次元超音波では,アーチファクトが出やすいため,診断を下す前に断層像に戻っての確認が必要である.
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