今月の臨床 子宮体がん診療アップデート
診断のトピックス
1.子宮体がん発症のリスク因子
竹原 功
1
,
太田 剛
1
,
倉智 博久
1
1山形大学医学部産科婦人科学講座
pp.440-446
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103390
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●子宮体がんは臨床病理学的にtype Iとtype IIに分類され,type Iの発症にはunopposed estrogenがかかわっている.
●unopposed estrogenと直接的に関与する因子としては,妊娠歴,ホルモン治療歴,排卵障害などが挙げられる.
●肥満などを背景としたインスリン抵抗性はエストロゲンの上昇をもたらし,子宮体がんの発症リスクとなる.
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