増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
III 産科編
1 緊急対応を要する分娩時・分娩後疾患
2.遷延分娩
笹原 淳
1
,
光田 信明
1
1大阪府立母子保健総合医療センター産科
pp.96-99
発行日 2013年4月20日
Published Date 2013/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103340
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当直医へのcall
助産師はどのような問題としてcallすることが多いのか?
◆陣痛発来後,分娩進行が不良である.具体的には,分娩第一期,第二期のいずれでも起きうるが,後述のFreidman曲線から分娩進行が大きく外れた場合,ドクターコールされる.
当直医が診るとき,確認すべき周産期情報は?
◆産婦が初産婦か経産婦か? 経産婦であれば前回の分娩経過は?
◆破水か未破水か? 破水している場合は,破水後経過時間,感染兆候は?
◆胎児心拍はreassuring(安心できる)patternか?
◆胎位は? 回旋異常は? 推定体重は?
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