今月の臨床 出生前診断の新しいトレンド
出生前診断の対象疾患
三浦 清徳
1
,
増﨑 英明
1
1長崎大学医学部産科婦人科学教室
pp.1054-1062
発行日 2012年11月10日
Published Date 2012/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103189
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●出生前診断の対象となる疾患として,主に胎児形態異常,染色体異常,遺伝子異常が挙げられる.
●その検査法には,非侵襲的検査(画像検査,血液検査など)と侵襲的検査(羊水検査,絨毛検査など)がある.
●検査目的により,非確定的検査(母体血清マーカーなど)と確定的検査(染色体検査など)とに大別される.
●出生前診断には遺伝カウンセリングが必要であり,夫婦が検査の意義とその限界を理解しておくことは重要である.
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