今月の臨床 診療ガイドライン産科編2011改訂と追加のポイント
改訂・追加のポイント
6.分娩監視の方法
高橋 恒男
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター
pp.451-455
発行日 2012年5月10日
Published Date 2012/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103051
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●分娩の監視は医師,助産師,もしくはよく訓練された看護師が定期的に行う.
●分娩監視装置の胎児心拍数陣痛図は,3 cm/分で記録する.
●分娩第1期,ローリスク妊娠で,分娩監視装置にて異常がない場合は,その後一定時間は間欠的児心拍聴取で監視してよい.
●子宮収縮薬使用中は連続的モニタリングを行う.
●ハイリスク妊娠では連続的モニタリングを行う.
●間欠的児心拍聴取で徐脈,頻脈を認めたときは分娩監視装置を装着する.
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